【illustrator】整列

【illustrator】整列

【0】整列

このセクションでは、整列の方法について解説しています。
整列は非常に大事なテクニックで、何を描くにしても必ずどこかしらで使います。
整列をしなかった場合、イラストにしてもロゴにしてもチラシにしてもポスターにしてもとっ散らかります。
とっ散らかったものを人は基本的に見ません。
例えば何で雑誌が読みやすいのかというと、当然ですが編集者の人たちが整理してくれているからです。
文字や写真、キャラクターなんかがごちゃごちゃしていたら、読みづらくてしょうがないですよね。
読みやすくて当たり前という前提があるので、整理されているかどうか気にすることもほとんどないかと思います。
つまり綺麗に整えられていることは、デザインをする上での最低限満たさなければならない条件です。
趣味でデザインをやる分には、自分の感覚でオブジェクトの位置関係を決めちゃってもいいかもしれません。
ですが商業レベルでやるのならば、例えば中央に揃えると指示があれば1ミリの誤差も許されません。
目視では無理な調整も、整列という機能を使えば一発で目的の位置にオブジェクトを移動することが可能です。
操作はすごく簡単なので、サクッと覚えてあなたの作品のクオリティを簡単にアップさせましょう。

【1】アートボードに整列

【1】アートボードに整列
整列パネルは、ウィンドウ/整列 で表示することができます。
右下の[整列:]アイコンから、アートボードに整列を選びましょう。
そもそも[整列:]アイコンが表示されていない人は、整列パネルの右上にある三本線からオプションを表示を選ぶと表示されます。

まずは整列させたいオブジェクトを選択します。

水平方向左に整列:アートボードの左端にオブジェクトの左端をそろえます。
水平方向中央に整列:アートボードの中央にオブジェクトの中央をそろえます。
水平方向右に整列:アートボードの右端にオブジェクトの右端をそろえます。
垂直方向上に整列:アートボードの上端にオブジェクトの上端をそろえます。
垂直方向中央に整列:アートボードの中央にオブジェクトの中央をそろえます。
垂直方向下に整列:アートボードの下端にオブジェクトの下端をそろえます。

オブジェクトを2つ選択状態にあれば、二つともが整列されます。
オブジェクト2つをグループ化した状態にあれば、当然ですがひとつのオブジェクトと同じように扱われます。
アートボードと同じサイズの長方形を作れば、クリッピングマスクも簡単ですね。

【2】選択範囲に整列(オブジェクトの整列)

【2】選択範囲に整列(オブジェクトの整列)
選択範囲に整列にチェックを入れましょう。
オブジェクトをひとつだけ選択しても、整列パネルのアイコンは反応しません。
2つ以上を同時に選択しているときに機能します。

水平方向左に整列:最も左端にあるパスのオブジェクトにあわせてその他のオブジェクトの左端がそろう
水平方向中央に整列:すべての選択されたオブジェクトがお互いの水平方向中央に向かってそろう
水平方向右に整列:最も右端にあるパスのオブジェクトにあわせてその他のオブジェクトの右端がそろう
垂直方向上に整列:最も上端にあるパスのオブジェクトにあわせてその他のオブジェクトの上端がそろう
垂直方向中央に整列:すべての選択されたオブジェクトがお互いの垂直方向中央に向かってそろう
垂直方向下に整列:最も下端にあるパスのオブジェクトにあわせてその他のオブジェクトの下端がそろう

【3】選択範囲に整列(オブジェクトの分布)

【3】選択範囲に整列(オブジェクトの分布)
オブジェクトを4つほど用意したほうが分かりやすいです。
それら全てのオブジェクトを選択して[オブジェクトの分布]の以下の項目をそれぞれクリックして確認しましょう。

垂直方向上に分布:各オブジェクトの上端から上端までの距離が等間隔にそろいます。
垂直方向中央に分布:各オブジェクトの中央から中央までの距離が等間隔にそろいます。
垂直方向下に分布:各オブジェクトの下端から下端までの距離が等間隔にそろいます。
水平方向左に分布:各オブジェクトの左端から左端までの距離が等間隔にそろいます。
水平方向中央に分布:各オブジェクトの中央から中央までの距離が等間隔にそろいます。
水平方向右に分布:各オブジェクトの右端から右端までの距離が等間隔にそろいます。

定規を出してガイドを各オブジェクトの上に置いてみると確認しやすいです。
表示/定規/定規を表示 をクリックで定規が出てきます。(ctrl[command]+R)
定規の上からドラッグアンドドロップでガイドを引くことができます。

【4】選択範囲に整列(等間隔に分布)

【4】選択範囲に整列(等間隔に分布)
オブジェクトを4つほど用意したほうが分かりやすいです。
それら全てのオブジェクトを選択して[等間隔に分布]の以下の項目をそれぞれクリックして確認しましょう。

垂直方向等間隔に分布:各オブジェクト間の垂直方向の距離が等間隔になるようオブジェクトがそろう。
水平方向等間隔に分布:各オブジェクト間の水平方向の距離が等間隔になるようオブジェクトがそろう。

ガイドをひいてオブジェクト間の距離を長方形ツールで測ってみましょう。

全選択した後に、オブジェクトのどれかひとつをクリックすると、そのオブジェクトだけが太枠になります。
等間隔に分布のところに数値を入れると、太枠のオブジェクトに合わせてその他のオブジェクトが動きます。
各オブジェクト間は設定した数値の等間隔が確保されます。

【5】キーオブジェクトに整列

【5】キーオブジェクトに整列
キーオブジェクトに整列を使うには条件があります。
二つ以上のオブジェクトを選択した状態で、もう一度選択した中のどれかをクリックしてそのオブジェクトを太枠が付いた状態にしておかなければなりません。
太枠のオブジェクトがキ―オブジェクトになります。
その状態で整列させると、キーオブジェクトは動かずその他のオブジェクトがキーオブジェクトに合わせて動きます。

文字でもブラシで描いたパスでもキーオブジェクトにすることは可能です。

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