イラレで草むらを描く方法(illustrator cc 2019)

【イラストレーターの使い方】草のイラストを5ステップで描く(illustrator cc 2019)※動画アリ

草のイラストを作る過程で、以下のツールやテクニックが使えるようになります。

・アートブラシ
・クリッピングマスク
・ブレンドツール
・グラデーション
・パスファインダー/合体

【1】草のオブジェクトを作りアートボードに登録

ステップ1では以下の画像のところまで進んでいきます。

【1】草のオブジェクトを作りアートボードに登録

アートブラシを使うことで、草むらを効率的に作っていきましょう。

今回のテクニックを覚えれば、草に限らず、同じパターンのオブジェクトを量産することができるようになりますよ。

まずはじめに「アートブラシを使うにあたっての流れ(4ステップ)」を書いておきます。

1.量産したいオブジェクトをアートボード上に描く
2.そのオブジェクトをアートブラシとして登録
3.ペンツールでパスを描く
4.パスに登録したアートブラシを適用する

たったこれだけです。

と言ってもよく分からないと思うので具体的にこれから説明していきます。

文字での説明では不十分なところもあるかもしれないので、時間に余裕があれば是非動画で確認してみてくださいね。

なるべく詳しく、初心者の人でも分かるように解説しているつもりですので。

1.量産したいオブジェクトをアートボード上に描く

量産したいオブジェクトをアートボード上に描く

今回でいうと草(の葉1本)になります。

縦に長い二等辺三角形を作って、塗りは黒としておきます。

黒い三角形の中央には、白い三角形を作っておくといいかもですね。

黒い三角形が草で、白い三角形は筋というか、葉脈です。

画像のような感じになっていればOKです。

いちおう、オブジェクトはグループ化しておきましょうかね。(Ctrl + G / Command + G)

ちなみにショートカットはAdobe Illustratorの公式サイトで確認できます。

Illustrator のデフォルトショートカットキー | Illustrator
https://helpx.adobe.com/jp/illustrator/using/default-keyboard-shortcuts.html

2.そのオブジェクトをアートブラシとして登録

まず、ウィンドウから「ブラシ」をクリックしてブラシパネルを出しておきます。

先ほど作った三角形の草オブジェクトをブラシパネルにドラッグして持っていきます。

すると、新規ブラシというダイアログボックスが表示されます。

散布ブラシ、アートブラシ、パターンブラシ、の三種類が白い文字で選べるようになっていると思います。

今回はアートブラシを選択してOKしておきましょう。

 

アートブラシオプションが開いたら以下のように設定しておいてください。

ブラシ伸縮オプション:「ストロークの長さに合わせて伸縮」を選択。
→パスの形や長さで登録したオブジェクトが伸縮します。

方向:「↑」
→パスを下から上に向かって書くと、登録したオブジェクトの向きで表示されます。

着色 方式:「彩色」
→パスの線の色を変えると、オブジェクトの色も変わります。

画像を貼っておきますので、こちらで確認した方が早いかもです。

アートブラシオプション

設定できましたか?

他の設定が気になる方は、自分で設定して実際に操作してみてくださいね。

ちなみに、

ブラシ伸縮オプション:「ガイド間で伸縮」
→ガイドの外側はパスの形に影響されなくなります。

方向:「↓」
→パスを上から下に向かって書くと、登録したオブジェクトの向きで表示されます。

着色 方式:「なし」
→パスの線の色を変えても、オブジェクトの色は変わりません。

3.ペンツールでパスを描く

ペンツールでパスを描く

もうブラシパネルに登録したらアートボード上に残っているオブジェクトは消してしまって構いません。

いつでもブラシパネルから呼び出せますからね。

それでは実際にペンツールでパスを描いてみましょう。

下から上に向かってパスを描いてみてください。

選択ツールでそのパスを選んだ状態で、塗りはなし、線は緑としておきましょう。

4.パスに登録したアートブラシを適用する

パスに登録したアートブラシを適用する

パスを選択した状態で、ブラシパネルにさきほど登録したアートブラシを選択してみましょう。

どうですか? 反映されましたか?

オブジェクトは黒で登録しましたが、画像の線の色と同じ緑になったかと思います。

「アートブラシを使うにあたっての流れ(4ステップ)」としては以上になります。

あとはパスをたくさん描いて、最後にすべてのパスを選択して、アートブラシを適用させれば一気に草が量産できますよ。

10本くらい草を作ったら、グループ化(Ctrl + G/Command + G)しておいて、複製すれば、さらに楽に草が増やせますね。

動画を見てもらえば分かりますが、複製した草はバウンディングボックスをドラッグしてサイズを拡大、縮小したり、またリフレクトツールで反転させたり、色を変えたりしています。

あと、重ね順もかなり大事ですね。

動画ではやっていませんが、透明パネルやアピアランスパネルから、不透明度をいじってみてもいいかもしれませんね。

このやりかたで簡単に草むらに奥行きが出せますね。

僕は下の画像のような感じにしてみましたよ。

アートブラシを使うにあたっての流れ

これにクリッピングマスクをかければいい感じですね。

正直、今回のイラストでは、このアートボードの使いかただけでも覚えてもらえればいいかなと思います。

一気にたくさん覚えようとすると疲れますからね。

大事なところなので動画の最初で説明しました。

ここから先は余力があればやってみてくださいW

【2】太陽を描く(ブレンドツールの活用)

【2】太陽を描く(ブレンドツールの活用)

新規レイヤーにつくっていきましょうかね。

楕円形ツールを2つ作ります。(ひとつ作れば、もうひとつは複製でOKです。)

色はそれぞれ変えておいてください。

オレンジと赤とかで大丈夫だと思います。

ここで2つの楕円を重ねるのですが、下の楕円形はすこし大きくしておきましょう。

そしたら、オブジェクト/ブレンド/作成 をやってみましょう。

色がグラデーションで変わったと思います。

これは、2つの楕円の塗りの色を補完しているんですね。

ブレンドツールをダブルクリックで開くと、ブレンドオプションが開きます。

そちらで間隔から3つのうちどれか選ぶことができます。

「ステップ数」「スムーズカラー」「距離」、それぞれ触って試してみてください。

動画でも実際に触りながら少し解説しています。

今回は、「スムーズカラー」でいきましょう。

 

太陽が濃すぎるような気がするので、不透明度を調整しておくといいと思います。

各自お好みで調整してみてください。

それからアートボードから太陽をはみ出させるときは、クリッピングマスクをやっておきましょう。

【3】空をグラデーションで作る

【3】空をグラデーションで作る

新規レイヤーを作成して、空を作っていきましょう。

アートボードと同じサイズの長方形をレイヤーに入れます。

こちらは、クリッピングマスクで使った長方形を複製してきてもいいですし、長方形ツールで新たに作ってもOKです。

その長方形を選んだ状態で、グラデーションツールをダブルクリック。

グラデーションパネルから、自分の好きな空を作成していきましょう。

画像では青空になっていますが、夕方の空でも、夜の空でもいいですよ。

色々と挑戦してみましょう。

【4】雲を作る(パスファインダー/合体)

【4】雲を作る(パスファインダー/合体)

楕円形ツールでとにかく丸いオブジェクトをたくさんつくっていきます。

あとで全て合体させるので、どんどん丸を描いていきましょう。

色は白単一でも、グラデーションでもいいですよ。

イメージとしては、細田守監督の映画に出てきそうな雲ですW

描き終わったら、すべて選択して、合体させていきましょう。

パスファインダー(ウィンドウの中にあります)/合体

ひとつのオブジェクトにまとまりましたね。

アートボードからはみ出ている場合は、こちらもクリッピングマスクしておきましょう。

【5】テントウムシを作る(楕円ツールと直線ツールのみ)

【5】テントウムシを作る(楕円ツールと直線ツールのみ)

てんとう虫の絵が描けなくても大丈夫です。

僕も描けませんW

というか、絵は全般描けませんね~

でも大丈夫、困ったときは検索しましょう。

今回は、ほとんど楕円形ツールのみで作ります。

最後に触覚だけ直線ツールを使うくらいで、初心者の方でも簡単に作れます。

文字の説明は特になくて、画像のとおりに楕円を並べて、塗りの色を指定していくだけですね。

動画を見てもらえばわかりますが、今回で一番らくな作業です。

てんとう虫ができたら、あとはサイズを小さくして、草の上にのせてあげましょう。

すぐに終わったかと思います。

いかがでしたか?

案ずるより産むが易し、手を動かしてみると、意外とイラレ初心者のできたのではないでしょうか?

これからも楽しくイラレの小技を身に着けていきましょう。

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